2012年12月21日
「翔ぶが如く」全10巻読破!
季節は「冬」・・・
読書の秋といわれたころ・・・
ホテルスタッフの文学派・・・N氏から勧められた本・・・
「翔ぶが如く」・・・
言わずと知れた・・・司馬遼太郎の長編小説・・・
舞台は明治の初期・・・熊本・田原坂が主たる舞台・・・
確か勧められたのが10月上旬・・・・
3か月かかりで読破!
読書の「秋」~「冬」に・・・季節が移ってました~(笑)
全10巻を読破するため・・・晩酌する回数も激減・・・おかげで健康的になってます~
しかしながら長く難しい本でした~
世の中この本を読んだ方は多いでしょうね~
しかしながら・・・逆に途中で投げやった方も多いのでは?・・・多いハズ・・・
いやいや読んでよかったですね~
ワタクシは戦国時代派(特に織田信長)だったのですが、明治維新がおもしろくなりました~
たった?150年くらい前の話しなんですよね~
今の日本からは信じられないくらい・・・パワーがあったんですね~
政権交代というレベルではない・・・
武家国家から・・・近代国家・・・民主主義のスタートなんです~
感想を書けば長くなります・・・が・・・書かずにはいられません・・・
やはり「西郷隆盛」「大久保利通」「木戸孝允」を中心・・・俗にいう「維新三傑」
初代総理大臣の「伊藤博文」や早稲田大学創始者の「大隈重信」あたりは・・・
この本では「小僧」扱い・・・
西郷隆盛の維新とのギャップ・・・これはワタクシの見識不足か・・・
本当の西郷隆盛の凄さをしらない・・・
同胞であった大久保との決別・・・決して「決別」ではないのだが・・・なんとなくそうなってます・・・
決別させた?周りの人物たち。
様々な当時の思惑があるんですね~
その中でも「西南戦争」・・・
熊本・植木が主戦場・・・
一般的には薩摩軍対政府軍と位置付け・・・
しかしながら「西郷」対「大久保」という見方・・・
本を読むと、
「木戸」が「大久保」を挑発し薩摩征伐を進言・・・
要は・・・当時・・・国家の権力を握っていた大久保利通に対し・・・木戸孝允が・・・
「大久保の出身地・薩摩は旧態依然の体質(武家社会)ではないか・・・」
という挑発・・・に・・・大久保も・・・返す言葉がなく・・・
薩摩征伐のために・・・・
時の大警視・・・「川路利良」と画策・・・
「大久保」と「川路」・・・同じ薩摩出身・・・
「川路」の策略・・・西郷暗殺・・・
その挑発?に乗った「桐野」・・・もちろん察知もします~
桐野は西郷の一番の子分・・・
「桐野」から担がれた「西郷」
ん~寡黙な西郷はどんな気持ちで「わかっていて担がれた」のだろうか・・・
正直・・・無謀な薩摩軍・・・
情報が少ないうえに・・・少し自惚れ気味・・・
薩摩軍が上京し、東京で大久保と川路倒し新政権を起こすのが薩摩軍のシナリオ・・・
が、あえなく熊本さえも越えられなかった・・・
違った見方をすれば熊本は被害者です。薩摩に占拠され、いい迷惑です~(笑)
熊本城も炎上したし~
あのままの熊本城が・・・
熊本では西郷隆盛は侵略者と言われる所以がここにあり・・・(笑)
人吉もそう・・・
ついでに言わせてもらえば・・・宮崎や大分・竹田もそう・・・
越すに越されぬ「田原坂」・・・そんな唄があります~
明治維新と一般的に言われる・・・
本当の「維新」は、この西南戦争が終結したことで訪れたような気がします・・・。
皮肉にも西郷隆盛が起こした明治維新の本当の終結は西郷隆盛の死によって完結・・・
大久保の翌年暗殺されます~
そして・・・日本は「産業」を発展させ・・・
「日中戦争」「日露戦争」と歩む・・・
一応・・・大国?の仲間入りをする・・・
そんな第一歩が明治維新・・・
すんごいパワーです~
見習いたいですね~
さらに初代の内閣総理大臣は「伊藤博文」と歴史で勉強しました・・・
実質は「大久保利通」内務卿(ないむけい)なんですよね~
印象に残ったのは、熊本城攻撃の際、司馬遼太郎曰く、「この戦いは西郷対加藤清正」だ・・・
要は加藤清正が築城した熊本城の頑丈さ対薩摩軍というところでしょう・・・
そのくらい・・・熊本城は頑丈!
ホント誰が「火」をつけたのか・・・バカタレ!
さらに大久保利通・・・
明治維新からの10年は「創業」
それからの10年は「内示」
さらに10年は「守勢」
あの時代に将来を見越していたことは素晴らしい!
ホップ・ステップ・ジャンプですね~
このくらいでやめておきます~
キリがありません・・・(笑)
これに懲りず・・・また何か本を読みましょう!
読書の秋といわれたころ・・・
ホテルスタッフの文学派・・・N氏から勧められた本・・・
「翔ぶが如く」・・・
言わずと知れた・・・司馬遼太郎の長編小説・・・
舞台は明治の初期・・・熊本・田原坂が主たる舞台・・・
確か勧められたのが10月上旬・・・・
3か月かかりで読破!
読書の「秋」~「冬」に・・・季節が移ってました~(笑)
全10巻を読破するため・・・晩酌する回数も激減・・・おかげで健康的になってます~
しかしながら長く難しい本でした~
世の中この本を読んだ方は多いでしょうね~
しかしながら・・・逆に途中で投げやった方も多いのでは?・・・多いハズ・・・
いやいや読んでよかったですね~
ワタクシは戦国時代派(特に織田信長)だったのですが、明治維新がおもしろくなりました~
たった?150年くらい前の話しなんですよね~
今の日本からは信じられないくらい・・・パワーがあったんですね~
政権交代というレベルではない・・・
武家国家から・・・近代国家・・・民主主義のスタートなんです~
感想を書けば長くなります・・・が・・・書かずにはいられません・・・
やはり「西郷隆盛」「大久保利通」「木戸孝允」を中心・・・俗にいう「維新三傑」
初代総理大臣の「伊藤博文」や早稲田大学創始者の「大隈重信」あたりは・・・
この本では「小僧」扱い・・・
西郷隆盛の維新とのギャップ・・・これはワタクシの見識不足か・・・
本当の西郷隆盛の凄さをしらない・・・
同胞であった大久保との決別・・・決して「決別」ではないのだが・・・なんとなくそうなってます・・・
決別させた?周りの人物たち。
様々な当時の思惑があるんですね~
その中でも「西南戦争」・・・
熊本・植木が主戦場・・・
一般的には薩摩軍対政府軍と位置付け・・・
しかしながら「西郷」対「大久保」という見方・・・
本を読むと、
「木戸」が「大久保」を挑発し薩摩征伐を進言・・・
要は・・・当時・・・国家の権力を握っていた大久保利通に対し・・・木戸孝允が・・・
「大久保の出身地・薩摩は旧態依然の体質(武家社会)ではないか・・・」
という挑発・・・に・・・大久保も・・・返す言葉がなく・・・
薩摩征伐のために・・・・
時の大警視・・・「川路利良」と画策・・・
「大久保」と「川路」・・・同じ薩摩出身・・・
「川路」の策略・・・西郷暗殺・・・
その挑発?に乗った「桐野」・・・もちろん察知もします~
桐野は西郷の一番の子分・・・
「桐野」から担がれた「西郷」
ん~寡黙な西郷はどんな気持ちで「わかっていて担がれた」のだろうか・・・
正直・・・無謀な薩摩軍・・・
情報が少ないうえに・・・少し自惚れ気味・・・
薩摩軍が上京し、東京で大久保と川路倒し新政権を起こすのが薩摩軍のシナリオ・・・
が、あえなく熊本さえも越えられなかった・・・
違った見方をすれば熊本は被害者です。薩摩に占拠され、いい迷惑です~(笑)
熊本城も炎上したし~
あのままの熊本城が・・・
熊本では西郷隆盛は侵略者と言われる所以がここにあり・・・(笑)
人吉もそう・・・
ついでに言わせてもらえば・・・宮崎や大分・竹田もそう・・・
越すに越されぬ「田原坂」・・・そんな唄があります~
明治維新と一般的に言われる・・・
本当の「維新」は、この西南戦争が終結したことで訪れたような気がします・・・。
皮肉にも西郷隆盛が起こした明治維新の本当の終結は西郷隆盛の死によって完結・・・
大久保の翌年暗殺されます~
そして・・・日本は「産業」を発展させ・・・
「日中戦争」「日露戦争」と歩む・・・
一応・・・大国?の仲間入りをする・・・
そんな第一歩が明治維新・・・
すんごいパワーです~
見習いたいですね~
さらに初代の内閣総理大臣は「伊藤博文」と歴史で勉強しました・・・
実質は「大久保利通」内務卿(ないむけい)なんですよね~
印象に残ったのは、熊本城攻撃の際、司馬遼太郎曰く、「この戦いは西郷対加藤清正」だ・・・
要は加藤清正が築城した熊本城の頑丈さ対薩摩軍というところでしょう・・・
そのくらい・・・熊本城は頑丈!
ホント誰が「火」をつけたのか・・・バカタレ!
さらに大久保利通・・・
明治維新からの10年は「創業」
それからの10年は「内示」
さらに10年は「守勢」
あの時代に将来を見越していたことは素晴らしい!
ホップ・ステップ・ジャンプですね~
このくらいでやめておきます~
キリがありません・・・(笑)
これに懲りず・・・また何か本を読みましょう!
Posted by 日々勉強 at 07:00│Comments(0)
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